福祉員活動

福祉員とは

地域の皆さんから自治会単位に選出され、周南市社会福祉協議会会長から委嘱を受けて活動する「小地域福祉活動をすすめる地域ボランティア」です。

活動内容
具体的には・・・
  • 主にひとり暮らしの高齢者を見守る訪問活動
  • 福祉課題の把握及び他機関への連絡
  • 小地域福祉活動の推進(ふれあい・いきいきサロン、ふれあい配食など)
  • 市社協、地区社協活動(敬老会など)の協力
福祉員の役割
見守り活動を通して地域の住民に目を配り、福祉課題の把握に努める
 ~近所で困っている人はいませんか?~
例えば…ひとり暮らしで話し相手がいない、食事の支度や通院で困っている、介護保険の手続きがわからない、子育てで悩んでいるが、近くに相談できる人がいない…など自分が暮らしている地域内で暮らしにくさを抱えている人、気になることなどの福祉課題を把握することが活動の第一歩です。
課題を把握した場合は、民生委員児童委員等の関係者に連絡し、見守りネットワークの携に努める
 ~あの方大丈夫かな?~
例えば…あの方、ここのところ体調が悪いようだし、随分痩せておられたみたい。いつもの元気もなかったようだし、何だか気になる…そんな気付きを一人で抱え込まないで関係者につなぎ、みんなで協力し合って見守りネットワークをつくるよう心掛けましょう。
地区社協及び市社協への参加、協力に努める
福祉員は地域における社協事業推進の理解者であり、なくてはならない大きな存在です。ふれあい・いきいきサロン、敬老会、福祉イベントなどのご協力よろしくお願いします。
福祉員の心構え10か条
福祉員は、ボランティアです。でもこれだけは、心がけなければなりません。
その1
自分の家族の理解と協力を得ましょう。
活動を行うには、まず福祉員の役割、活動内容について家族の理解と協力が必要です。
その2
活動を生活リズムの中に取り入れましょう。
一度に多くのことをしようとすると、無理がきます。余裕をもってできることからはじめましょう。
その3
相手の気持ちになって行動しましょう。
難しいことですが、大切なことです。相手の人格を常に尊重することを忘れないでください。
その4
約束は守りましょう。
活動の中で約束したことは、きちんと果たしましょう。
その5
秘密は守りましょう。
活動上知りえた秘密(プライバシー)は、決して口外しないように気をつけましょう。また、職務上の地位を政治又は宗教の為に利用してはいけません。
その6
まわりの人々の理解と協力を得ましょう。
実りある活動に結びつけるためには、近隣住民、ボランティアなどの理解と協力が不可欠です。
その7
民生委員児童委員との連携に努めましょう。
担当地区の民生委員児童委員と、日頃から連携を密にしてください。小地域福祉活動では、民生委員児童委員との協働が大切です。
その8
難しい問題は、ひとりで抱えこんだり、判断・行動したりしないようにしましょう。
難しい問題は、民生委員児童委員や社会福祉協議会、行政など関係機関と連携して問題解決に努めましょう。その際は、連携に必要な「ほう・れん・そう」を実行しましょう。
「ほう」=報告
「れん」=連絡
「そう」=相談
その9
地区の社会資源を把握しておきましょう。
社会資源とは、施設や、人、サービスなど、問題を解決するために利用できるものの総称です。研修会などに参加してそれらの知識を身につけるようにしましょう。
その10
自分の活動を定期的に点検してみましょう。
振り返ってみることで、もっとよい方法が見つかったり、逆に直さなければならないところが出てくるかもしれません。日々の活動を記録しておくことも有効です。