〜近所で困っている人はいませんか?〜 ★例えば…ひとり暮らしで話し相手がいない、食事の支度や通院で困っている、介護保険の手続きがわからない、子育てで悩んでいるが近くに相談できる人がいない、とか。
自分が暮らしている地域内で暮らしにくさをかかえている人、気になること、つまり福祉問題を把握することが活動の第一歩です。
★例えば…地域内にひとり暮らしのお年寄りがいらっしゃいます。こんなとき、気にかかります。体調が急変したとき、台風や地震のとき、あの人だいじょうぶだろうか?って。
民生委員・児童委員や近隣住民などと連携して、支援が必要な人に対する「ネットワーク」をつくります。日頃、訪問などをして実態を把握し、みんなで支え合いながら見守り活動を行います。福祉員は、そのネットワークの要です。
★例えば…ひとり暮らしのお年寄りや障害のある人が一緒に楽しく…、そんな場があったらいいなあ!
社会福祉協議会では、福祉のまちづくりを進めるために、さまざまな活動を行っています。高齢者、障害のある人、子ども、子育て中の親などが集まって「仲間づくり」「友達づくり」の場を地域の中につくる活動、「ふれあい・いきいきサロン」や「会食型のふれあい食事サービス」などを行っています。そうした活動の中心的推進者も福祉員です。
★例えば…福祉の輪づくりってなに?
福祉員が、見守り活動や、ふれあい・いきいきサロンなど、地域の中でネットワーク活動や支援活動を幅広く展開するには、やはり地域住民の理解と協力が必要です。現在、活動されている福祉員は、たいへんなご苦労があると思います。一人で多くの荷物を背負うのではなく、理解していただける住民のかたに具体的な活動の中に入っていただけるよう働きかけていきましょう。また、その地道な活動は、地域に一石を投じ、住民の理解や協力につながっていくことと信じたいと思います。その輪がだんだん広がれば、そのまちは、とてもすばらしいまちになると思います。
★例えば…最近の福祉制度ってよくわからない、こんなとき市役所?それとも保健センター?それとも社協?
介護保険をはじめ、福祉に関する制度や福祉サ−ビスは多様化しています。また、お年寄りのかたなどは、市役所にはなかなか聞きにくいし、分かりづらいところもあります。福祉員は日頃の活動の中で、地域のお年寄りや障害のあるかたがた、そして社協の職員をはじめ福祉関係者とも顔なじみです。そのかたの了解を得た上で、福祉制度やサ−ビスへの架け橋として、代わって相談や要望を伝えてさしあげましょう。
活動を生活のリズムの中に取り入れましょう。
むつかしい問題は、民生委員・児童委員や社会福祉協議会、行政など、関係機関と連携して問題解決に努めましょう。その際は、連携に必要な「ほう・れん・そう」を実行しましょう。
地域の社会資源を把握しておきましょう。
自分の活動を定期的に点検しましょう。
楽しくなければ福祉員活動ではない。
昭和61年、山口県社会福祉協議会の呼び掛けによって、誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指した「福利の輪づくり運動」が県下全域で始まりました。この運動は、「困ったときにおたがいがたすけ合える組織をつくろう」というものであり、その推進役として「福祉員」が位置づけられ、県下共通の重点活動になりました。それから20年、見守り、ケースの発見、サービスの調整、生活支援、ふれあい活動の展開と、福祉員のたゆまない活動のおかげで、暮らしやすい、ここに住んでよかったと思える地域づくりへの基盤を築かせていただくことができました。 現在、周南市では、約1,400人の福祉員に活動していただいています。福祉員は、小地域福祉活動のキーマンである民生委員・児童委員と主従の関係でなく協働し、ニーズの早期発見、サービスの調整、提供を図っていく推進者で、福祉員による地域の実情にあったユニークで地域性に富んだ福祉活動は、地域福祉活動の真骨頂です。これまで以上の地域福祉活動が展開できるよう、地域の中での役割を明確にし活動の組織体制を整えながら、福祉員活動を充実・強化していきたいと考えています。なお一層のお力添えをお願いいたします。